13話 コンセントの穴は、世界共通じゃなかった。

「それ人生の半分損してるよ。」ってよく聞くセリフだと思うんだけど、

よく考えてみてください。

 

もしそのセリフを2回言われたら

 

半分+半分=全部

 

非常に恐ろしい言葉です。

ドラクエでいう”ザラキ”に匹敵します。

 

 

だから俺は、2回言われて絶望してる人々にこう伝えたい。

 

「大丈夫。俺が、お前の損した人生を埋め合わせる。」

 

ね?意味わかんないでしょ?

 

 

こんにちは。

ジョニー・デップです。

 

今回は前回の続き。

 

色々書きたいこと多すぎて、

そこら辺の関係のこじれたカップルよりも複雑な構成になるかもだけど、

ジョニー・デップに免じて許してください。

 

 

まずは、飛行機に乗ったところから。

飛行機ってすごい。

なんであんなに重い物体が宙に浮くのか。

 

まだこの謎については誰も解明できてない。

科学の範疇を超えているって投げ出す研究者もいるほど。

 

そんな訳わからん物体に乗せられて、故郷を飛び出た。

 

10時間後。

メルボルン空港に着陸。

 

これもすごいね。

よくあんなでかい物体をピンポイントで止められるなあって思う。

下手したら縦列駐車よりも難しいと思う。

 

 

空港からシェアハウスまで遠いから送迎の車を予約してて、集合場所に向かった。

 

ここで今日伝えたいこと1つ目。

現地の人、めちゃ時間にルーズ。

 

予約の詳細に、到着の30分前から待機していますって書いてあったのに

到着してから20分経っても来ない。

 

んでやばいと思って電話してみた。

めちゃ早口で何言ってるかわかんなかったし、俺が一生懸命話してたら途中で電話切られた。

 

もういいや、日本帰ろ

って思って空港に戻ろうとしたら、知らないおじさんが話しかけてきた。

 

拙い英語で事情を説明したら、おじさんは理解してくれて電話をかけてくれた。

そしたら送迎の人が数分後に来てくれて一件落着。

 

この後の展開のせいで、おじさんを疑うことになっちゃうけど、

今となっては、純粋に親切なおじさんで、本当に感謝してる。

ありがとうございました。このブログ見てますよーに。

 

 

送迎の人についていったら、

大きな黒い車があって中にタトゥーがゴリゴリに入ったイカツイ人がいた。

本人確認とか予約確認とか何もせずに車に乗せられて出発。

 

もしかして...

突如不安が襲ってきた。

 

このまま変なところに連れていかれて、臓器を売られるかもしれない...

君の膵臓を食べたいって言われるかもしれない...

冗談抜きで本当に疑ってた。

だってなんも確認されなかったし、運転手イカツイし。

 

おじさんもグルで、困ってそうな外人に声かけて車に乗せて臓器を売るっていう海外っぽいビジネスに巻き込まれたかもって本気で怖かった。

 

小さい頃、あれだけ知らない人にはついて行っちゃいけませんって習ったのに、

21歳にもなってこの手の犯罪に引っかかる。

 

まだまだやりたいことが沢山ある。

こんなところで死んでたまるかって思った。

 

到着した瞬間、一気に逃げ出そう。

一瞬速くなるキノコ、Rボタン連打して3個一気に使おうって決めてた。

 

そしたらフツーにシェアハウス着いた。

 

 

テスト前にめっちゃ勉強したのに、過去問通りだった時並みの落差。

無事でよかった。

 

本当は、シェアハウスのことも書きたかったけど、長くなるから次回。

 

最後に、今日最も伝えたいこと言います。

世界のコンセント事情について。

 

生まれてから約20年間、

ずっとコンセントの穴は、2つ空いてるやつしか見てこなかった。

世界中のコンセントの穴がこれだと錯覚してた。

 

そしたらびっくり。

オーストラリア、穴が3つ空いてました。

あれれ?1つ多いぞと。

充電器さそうとしても、ささんねーぞと。

 

めちゃテンション上げて、ミニオンの被り物もしたのに、

間違えてディズニーランド乗り込んじゃったみたいな。

あれれ?なんか自分だけ浮いてるぞと。

誰にでも優しいミッキーも、なんか俺にだけ冷たいぞと。

 

圧倒的疎外感。

 

でもね、シャアハウスでルームメイトになったcaludeが、

2つ穴のコンセントと3つ穴のコンセントをつなぐ機会持ってて、貸してくれました。

 

きっといます。

世界のどこかに、ミッキーとミニオンの架け橋となる人物が。

 

次、ようやくシェアハウスについて語れそうです!

 

次回「席めっちゃ空いてるのに、わざわざ真隣に座ってくる人の心理とは。」