38話 ポリリズムって何回繰り返せばいいの?

お笑い芸人って天才だなと。

M1グランプリ、観た?何あのレベルの高さ。

 

小さい頃、お笑い芸人に対するイメージって、

僕達が「笑う人」 芸人が「笑われる人」

だった。

でも、実際は、

僕達が「笑わせられる人」 芸人が「笑わす人」

だと思う。

 

こんな感じで能動態と受動態に対して真剣に向き合ったの、

中学の英語の授業以来です、はい。

 

じゃあ、お笑いって何なのか。

ギャップでしょうねきっと。

ある一つのストーリーがあって、多くの人がストーリ―を聞きながらその先を予測する。でも、その予測を裏切ってギャップを生み出してみる。

そすると、予測と現実の間にズレが生じて笑いが生まれる。

(適当です)

 

保育園時代、三者面談で、

園長先生が「お母さんのお弁当で何が一番おいしい?」って聞かれたみたいで。

先生も母親も、卵焼きとか予想してたと思います。

若かりし頃の僕は、「占いグラタン!」って元気よく答えたそうです。

冷凍食品。母親の料理工程レンジでチンのみ。

こうやって無意識にギャップを生み出せる俺は天才ですか。

 

 

今日は、今まで出会ってきた本の中でトップ100に入るくらいの名作について紹介。

人生通算で100冊も読んだ自信ない。

 

「大富豪からの手紙」

 

これめちゃいい。

大富豪だったおじいちゃんが、

資産を全部寄付して代わりに9枚の手紙を孫に残すお話。

 

1枚目の手紙は、「偶然」

 

このおじいちゃん曰く、偶然は存在しないそう。

どんなことにも意味があっるって。

これをシンクロニシティ―って言うんだけど、このシンクロニシティ―をチャンスに変えられる人と、変えられない人がいまして。

誰にでも起きている偶然の魔法を自分の人生を飛躍させるために使えば、人生がワクワクしてくるってさ。

 

偶然にも3つの種類があると思ってて、

幸福な偶然、不幸な偶然、その他

 

”その他”ってワード強くないですか?

自分の意見が全部網羅されているか不安なとき、とりあえず”その他”って言っとけば突っ込まれることない。

「愛してる」以上にインパクトのある言葉ですきっと。

 

 

んで、まず幸福な偶然の方から。

浪人時代、同じく浪人した友達とLINEで連絡を取り合ってまして。

その友達の名前を”ゴリラ”としましょう。

ある日、ゴリラから来たLINEの内容が

「同じクラスのかわいい子と目が合いました。たぶん、あの子俺のこと好きです。」

でした。

 

これです。

普通の人だったら、偶然目が合っただけだと捉えることを、

ゴリラは必然と見なし、チャンスに変えた。

素晴らしい。

きっとゴリラは、その子と「おはよう」って挨拶しただけで

結婚を考えます。

 

次に、不幸な偶然

 

中学生の時、部活の先生にがっつり怒られた。

怒られたことに関しては自分が悪いからしょうがない。

 

問題はここから。

6人くらいで怒られたんだけど、全員で職員室いったら、

いっぺんに来るなって門前払いされた。

なぜ。

どうして全員で謝罪したらダメなのか。

意味が分からなかった。

個々人で謝罪に行くとしたら、”順番”という概念が生まれてくる。

場合によってはこの順番をめぐって争いが起こりかねない。

まだ何の力もないただの中学生だったからいい。

これが国家だったら?間違いなく第三次世界大戦

先生に、順番をつけることがどれだけ重い概念なのか理解できていたか、

甚だ疑問。

キューバ危機以来最大の危機に対して、

僕達6人は”じゃんけん”という平和合意に達し、戦争を回避した。

 

ビックリするほど負けて、順番は一番最後。

1人、2人と許されていき、3人目の友達が職員室に向かった。

すぐに帰って来たから事情を聞いたら、

「もう帰るから話は聞かない」と言われたらしい。

意味が分からなかった。

予め帰る時間を設定していたなら、その時間から逆算して(引き算)どれだけの時間が自分には残されているのかを把握し、

それを等しく6等分(割り算)すべきじゃないのか。

彼は数学の先生なのに、まるで四則演算を実生活に生かせていなかった。

 

長い戦いの末、ようやく自分が謝る番になり、職員室に行った。

最初に投げかけられた言葉が、「お前は体育委員なんだから一番最初に謝りに来るべきじゃなかったのか。」

意味が分からなかった。

なぜ、体育委員は一番なのか。

体育委員だろうが黒板係だろうが 、そんな肩書以前に1人の人間として平等に扱われるべきだと思った。

 

 

偶然にじゃんけん負けて、最後まで怒られ続けたって嘆くんじゃなくて、

世の不条理さを若いころから経験できたって意味づけしてあげれば価値が生まれる。

実際、中学の僕はふてくされてましたけど。

 

 

具体例が長くなってしまい、すいません。

 

まとめると、誰にだって偶然と思えるような出来事は日常的に訪れる。

 

偶然の出会いとかをチャンスに変えて、今後の自分の人生が大きく変わるかもって考えたらワクワクしてきません???

逆に、偶然な不幸を不幸として引きずるんじゃなくて、今後の自分を強くするきっかけとしてとらえたら、なんか震えてきません???

 

こうやって、すべての出来事に自分なりに意味づけをしていく。

周りから見ても、この意味づけが上手い人ってすごく幸せそうに見える。

みんなも是非、意識してみて。

もしかしたら人生変わるかも。

 

余談ですが、おととい不幸な偶然がありまして、

マーケティングのテストだったんだけど、

レジュメの第1回~第8回までがテスト範囲で、第7回だけ難しそうだったから捨てて、それ以外を完璧にしてテストに臨んだ。

 

テスト、第7回の内容しか出なかった。

自己採点30点前後。

 

ブチギレそう。