6話 女子と未来は予測できない
小5の夏休み最終日、
自由研究をやっていないことに気づき、とっさにネタを探した結果、
「湖池屋のポテチとカルビーのポテチでは、どちらがおいしいか。」
というテーマにたどり着いた。
自分で2社のポテチを食べ比べして、感想を書くって構成にしたんだけど、
どちらもおいしかったって結論付けて、20分程度で終わった。
小5の俺、よく頑張った!おつかれ!!
こんにちは。
リョウスケです。
今日の議題は、
「なぜ、小学生時代の女子は何でも先生にチクるのか。」
です。
いたずらとかされて先生に言いつけるのはわかる。
でもさ、自分に何の害もないのに告発するのはなんで?
教えてGoogle先生!
確か、小学2年生のとき。
当時、親が共働きだったから児童クラブに通ってたのね。
児童クラブだと、外で遊ぶ時間も決められてるし、校庭でしか遊んじゃいけないっていう制限が色々あったわけ。
だから、学校が終わってから児童クラブに行かずに、何人かでこっそり公園に遊びに行ってた。
一般的にダメって言われてることやるのってホントに楽しい。
アダムとイブが食べちゃダメって言われてた禁断の果実に手を出したのもうなずける。
同様に、ただ公園で遊ぶんじゃなくて、リスクを冒して遊んでる方がめちゃくちゃ楽しい。
すべり台の滑り具合が全然違う。
ブランコの遠心力が尋常じゃない。
そんな風に、児童館をさぼって公園に通う生活を何日か続けてたんだけど、ある日事件は起きた。
多分、学校で俺らがこの話してるのを女子が聞いてたんだと思う。
チクられました。
「先生、リョウスケ君たちがいけないことしてます!」
みたいな感じで。
今でもあの時のこと鮮明に覚えてる。
わーいって言いながら、すべり台滑ったら、
終着地点に学校の先生が仁王立ちしてた。
結構怖い顔で。
あ、これやちまったなって。
「もう二度と悪さしません」ってフレーズ、また使わなきゃなって。
この前使ったばかりだから、今回通用するか心配だなって。
そのまま、先生と学校に戻って教室で叱られた。
ここで終わりじゃない。
そのあと児童クラブに行って、児童クラブの先生に叱られた。
連絡帳にも詳細を書かれた。
母さんに怒られるのやだから、ばーちゃんにみせた。
もうね、ありとあらゆる大人に怒られたわけですよ。
チクられたから。
チクった女の子は、きっと中学生になって、「そこの男子ちゃんと歌って!」って言ってるんだろうな。
このタイプに当てはまる女の子が、地元の友達に一人います。
めちゃくちゃ仲良しです。(あっちはそんな風に思ってないかもだけど!)
すごく責任感があって立派です。
当時は、なぜチクるのかって納得してなかったけど、
結果として、素晴らしい人になるんだなって。
愚痴ろうとしてごめんなさい。笑